南禅寺(東山・岡崎エリア)散策 見どころをご紹介

この日、『五山の送り火』の大文字焼き・護摩木 を書けなかったわが家の長女・次女・私は、「銀閣寺の護摩木は、今年中止やで~」と教えてくれた、銀閣寺駐車場を早朝に出発し、『(節分祭で有名な)吉田神社』→『(うさぎ神社とも呼ばれている)岡崎神社』→そしてここ、『南禅寺』にやってきました!

京都市動物園と無鄰菴の間を抜けると「南禅寺前」交差点を左に曲がります。

ブルーボトルコーヒーを横目でチラッと眺めると、

ブルーボトルコーヒー 京都カフェ

カフェ好きの次女「ここカフェじゃない??」

私「えー!マークがコーヒーっぽくないよ?」とすっとボケました~

前に寄った時、壁にかかったメニューが英語ばかりで、分かりにくい。。。40歳もとっくに過ぎたのに、勇気がなくて注文できなかったので、ちょっとトラウマです。オシャレなお店はドキドキします(;^ω^)

更に、真っ直ぐ進むと、お料理屋さんや駐車場を抜けて、すぐに南禅寺です。

門を入って、すぐ左が駐輪場(無料)です。自転車を降りて、南禅寺を散策します♪

南禅寺駐車場の駐車料金

車 種2時間以内2時間以上1時間毎泊まり 
乗用車
1,000円500円増しお問い合わせ下さい
バ ス3,000円1,500円増し5,000円

重要文化財 南禅寺『三門』

重要文化財 南禅寺『三門』

寛永5年(1628年)伊勢伊賀の領主・藤堂高虎公が、大坂夏の陣で戦没した藩主の霊を弔う為、建立寄進されたものです。楼上には宝冠釈迦如来座像を本尊として、その脇には、月蓋長者、善財童子、左右に十六羅漢を配置、本光国師 徳川家康公、藤堂高虎公の木造を中心として、一門重臣の位牌、戦没藩士の位牌が安置されており、毎年法要が行われています。

大本山南禅寺 藤堂藩五日会

石川五右衛門の伝説、歌舞伎でこの『南禅寺三門』から「絶景かな~、絶景かな~」と眼下の桜を愛でるセリフはとても有名です。

石川五右衛門のように『南禅寺三門』の2階部分へ上ることができます

重要文化財 南禅寺『三門』参拝入り口
三門
一 般
高校生
小中学生
500円
400円
300円
400円(団体)
350円(団体)
250円(団体)

以前、上がったことがあるのですが、写真が見つからない( ゚Д゚)

子供たちは今回も「上りたい!」と言っていましたが、高い所が苦手な私は、上りに使う急な階段から、もう無理‼

「パパがいる時に、一緒に上ってもらって」と今回は諦めてもらいました(汗)

三門を抜けると、紅葉で有名な『南禅寺庭園』が。

三門の壮大な柱を額縁に見立て、眺める紅葉は素敵でしょうね。。。

南禅寺の水路閣(琵琶湖疎水)

南禅寺『水路閣』

疎水事業は、琵琶湖の湖水を京都市内へ運ぶため明治23年に竣工しました。『水路閣』は、この疎水事業の一環として施工された水路橋で、アーチ構造の優れたデザインを持ち、京都を代表する景観のひとつとなっています。

「あれ?なんか見たことある!」というこの橋、サスペンスドラマでもよく見かけます。

こちら、南禅寺にある『水路閣』。この水路閣を目当てに南禅寺を訪れる方も多く、みなさんこちらで写真を撮りまくりです!

人がいなくなった隙にパチリ。

南禅寺『水路閣』

裏側からもパチリ。

南禅寺『水路閣』上部

水路閣の上部は、今でも水が通っており、お魚もいるそうですが、釣りは禁止です。

南禅院

南禅院

南禅院は、亀山天皇が正応2(1289)年に出家して法皇となった離宮の遺跡で、南禅寺発祥の地。庭園は鎌倉開山当時のおもかげを残し、鎌倉時代末の代表的な池泉回遊式で、京都の三名勝史跡庭園の一つに指定されています。山が迫り来る佇まいを生かして、視界を遮らない自然な形に作られており、回遊路の風情も格別。今は美しく苔むしていますが、『都林泉名勝図絵』によると、かつては白砂の庭でした。

南禅院『亀山天皇分骨所』

亀山天皇の遺言による、ご自身の分骨所もあります。

一 般
高校生
小中学生
300円
250円
150円
250円(団体)
150円(団体)
100円(団体)

南禅寺 最勝院

南禅寺の塔頭の一つで、臨済宗南禅寺派の寺院です。通称は駒ケ瀧最勝院。高徳庵または最勝院高徳庵とも呼ばれます。

駒ケ瀧最勝院の由来

ここより奥、駒ヶ瀧最勝院一帯の山峡は、古く鎌倉時代より「神仙佳境」と呼ばれ、最勝院駒道智大僧正の霊地として広く世間に知られています。駒道智大僧正は今より七百数十年前、摂政関白・九条道家の子に生まれ、幼くして比叡山に登り、仏教修行の道に入られ、天台密教の深奥を極めた人であります。のち、三井寺の管長となり、更に、当時、天台密教の寺であった禅林寺の住持に移られました。晩年、世をいとい、この駒ヶ瀧最勝院に隠棲されましたが、文永3年3月3日、ついに密教の法力により白馬にまたがり生身を天空に隠されたと伝えられています。
それ以来、滝を駒ヶ瀧、僧正を駒大僧正といい、又院号をとって、僧正をまつる寺を最勝院と呼ぶことになりました。

鎌倉時代末、文永年間に亀山天皇がこの下に離宮を建てられると、僧正を土地の鎮守として篤く祀られ、更に離宮を革めて禅寺を創建して南禅寺の礎を開かれると、僧正は護法神として祀られました。

駒ヶ瀧本堂最勝院 立札より
駒ヶ瀧最勝院『本堂』
駒ヶ瀧最勝院『縁結びの松』

樹齢300年という百日紅の木に、樹齢100年という松の木が生えて一体化した珍しい木だそう。。。そんなことって、あるんだなーと、感心しました。

本堂の向かって左横に手水舎があります。その横に出入り口があり、お山に登って行くと、駒ケ瀧があり、お参りすることができます。

すごくいってみたかった!!!!!!わが家は、全員サンダルで来てしまったため、滑っても危ないので、次回お参りしてみます。

方丈庭園

南禅寺
南禅寺『方丈庭園』

江戸時代初期の、代表的な枯山水庭園です。枯山水と言えば、龍安寺で見たことがあったので、こちらは寄りませんでした(;^ω^)

一 般
高校生
小中学生
500円
400円
300円
400円(団体)
350円(団体)
250円(団体)

龍安寺の方丈庭園は、とても混んでいます!庭を人が3重くらいにとり取り囲んでいますので、方丈庭園が見たい方は、ぜひこちらで!

おまけ

自転車に乗って、南禅寺を後にすると、ブルーボトルコーヒーの前でラテを持ったお姉さんが写真を撮っていました。それを見つけた、カフェ好きの次女は

次女「やっぱりカフェだーーーー!寄りたい!!!!!!」を連発( ゚Д゚)

ブルーボトルコーヒー 京都カフェ

私「お店屋さんに聞いて、飲めそうなものを買ってきな」とお金を渡しました。

買ってこれるのか心配していたら、案の定手ぶらでお店から出てきました。

長女「飲めるのは、チョコレートドリンクとりんごジュースがあったけど、次女が炭酸がいいって言うし・・・お客さんは後ろに並んでるし・・・ママに相談しますって言ってきた!!!!!!もう!次女の我がまま!!!!!!」と怒ってました(;^ω^)

親子でブルーボトルでの注文に失敗しました(;^ω^)

次女「長女~~スタバ行こ?ね?」

次回、南禅寺に来るときは、三門に登ることや、ブルーボトルコーヒーでの注文を考えて、主人も一緒に来てもらうことにしました。