子供の受け口(反対咬合)歯列矯正の治療はいつから始めればいいの?その③~治療開始~
反対咬合の長女。お世話になる歯医者さんも決まり、治療経過をお伝えします。
1回目診察 CT撮影

下の前歯4本と、上の前歯2本が永久歯の状態です。
これ以上、永久歯が生えてこれるような隙間がありません。
上下の前歯の中心もずれています汗

CTで見てみるとこんな感じ。
上の歯の2番達が出てこようとしていますが、隙間ないですよ?
このままだと、どう考えても他の歯達は並ばないでしょ…大丈夫かなぁ…
この日は、就寝時に使うムーシールドと、日中30分つけるインターセプティブクラス3を処方して頂きました。
ムーシールド

就寝時に装着し、夜間、舌を正しい位置(上あごにつける)に置き、舌の機能で上前歯を押し、反対咬合を改善する装置です。
最初の頃、寝ている間に自分で取り出しているようで、朝起きるとベッドの下によく転がっていました。1週間もすると口に入れたまま朝を迎えることができるようになってきました。
インターセプティブ クラスⅢ

毎日、日中30分使用。上あごが下顎より前に出る作りになっていて、舌の機能改善と口呼吸の予防など口周りの機能改善にもなる。
しっかりと噛んで、口を閉じ、顎に梅干しができるように口和まりを緊張させて外さない。口の中で外したりしたら、もう一度やり直し。
子供曰く、しっかりと噛むと最初は歯が痛いそうです。段々慣れてくるので、集中しないと、梅干しの顎になるようにしっかり噛むのを忘れてしまうそうです。
こんな調子で3か月、歯医者さんから次の診察のお知らせが来るまで、親子で頑張ります!