子供の受け口(反対咬合)の治療はいつから始めればいいの?その①~経緯と病院選び編(2/4件紹介)~
目次

現在、小3の長女はマウスピースで歯科矯正をしています。きっかけは長女が小学校に入った2017年、長女が学校から歯科検診の『要受診』のお知らせを持って帰って来ました( ゚Д゚)
受診内容は《反対咬合》。
ずーっと気が付いていて、かかりつけの小児歯科でも「前歯の上4本が永久歯に生え揃ってきたら、矯正専門医をご紹介します」と言われ続けていたのですが、初めての小学校の受診勧奨のお知らせなので、受診した証明になる判子をもらいに、軽い気持ちでいつもの小児歯科を受診しました。
この時期、どこの小学校も検診の時期なんでしょうね。。。待合室には数人の小学生も来ています。
そこで、あるお母さん達が話している内容が衝撃的でした!!!!!!!
「うちの子、矯正はまだ早いと言われてたけど、矯正専門の歯医者に行ったら遅いって言われたよ」
えーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
もう、それはそれは衝撃的でした!!!!!!!それ以上の会話は聞こえませんでしたが、そのフレーズだけで充分でした。
この日は受診しました~の判子をもらって家に帰り、さっそく検索です!
矯正専門医受診 1件目
まずはわが家から車で15分くらいの場所にある矯正専門の歯医者さんです。
どうやらご近所さんの話では、この地域の人たちは矯正を考えるなら、まずこの歯医者さんを受診する!ぐらい有名なようです。
無料相談
早速予約をし、無料相談を受けました。
結果からお話しすると、矯正が必要だそうです。
この歯医者さんの特徴は
- 本格治療(最長4年間)・・・ワイヤーを使い歯を並べる為の治療
- 早期治療(最長2年間)・・・永久歯の生え始め前後、幼児期からワイヤーで顎の成長を促し永久歯が無理なく生えるようスペースを作る
に分かれるそうです。
なるほど!小児歯科で話していたお母さん達の話はこの、早期治療の話だったようです!納得しました。
更にお話すると、諸説あるかと思いますが、この歯医者さんのお考えでは・・・
- 下顎の成長時期は小1までがピーク、上あごの成長時期は小4までがピーク。
- 年中時期から早期治療を始め、顎の成長を促す。
- 綺麗に並ばなければ本格治療で並べる。
長女の歯の問題点

1年生のこの時、長女の下の歯は前歯4本が永久歯でした。ピーク時期最後の小1で乳歯より大きな永久歯が生える隙間が全然ありません!これは困りました( ;∀;)
精密検査(CT等)前の先生に指摘された長女の歯の問題点は
- 反対咬合
- 上下の歯の中心線がずれている
- 永久歯が生える隙間がない(下顎の成長がイマイチ)←やっぱり( ゚Д゚)
- 下の歯の前歯2本が前に出すぎている
でした。これだけで充分、矯正の必要があるそうなので、料金や治療方針に納得でき次第、すぐに精密検査(料金4万円、CT・歯の模型を作る)をして、治療(早期治療38万円)に入りましょう。とのことでした。
この病院や治療法の気になる点
診察料も40万円の中に入ってるし、評判もいい、近いし、いいなーと思うのですが、
- やっぱり40万円は高い
- 下顎成長期がギリギリだったので、本格治療(追加で40万円)に移行する可能性が高い
- ワイヤーは食事の制限がある
- モデルさんのように100%完璧な歯並びを求めているわけではなく、反対咬合が治ればよい
調べる段階で、歯医者さんによって治療方は様々と知ったので、他の矯正歯科の話も聞いてみることにしました。
矯正専門医受診 2件目
次に受診したのは、自転車で10分程の、15年程前に私も主人もお世話になったことのある歯科医院です。
私がお世話になったのは歯周病でした。こちらの先生は顕微鏡を使って病状を説明(私の歯周病菌もPCで見せてくれました)してくださり、そんな方法もあるんだーという方法で、歯周病を治してくださりました。
こちらは、知る人ぞ知る的な歯科医院だそうで、遠くからも患者さんが来るそうです。
無料相談
さすが、人気の歯科医院です。なかなか予約が取れませんでしたが、ようやく受診しました。
こちらも結果からお話しすると、矯正が必要だそうです。まあ、矯正歯科では必要と言われますよね(;^ω^)
この歯医者さんの特徴は
- 取り外せるワイヤー治療(1日12~14時間装着が必要)
- 第1期治療(8歳まで)・・・顎の成長を促し歯のスペースを作る
- 第2期治療・・・第1期で作ったスペースにワイヤーで歯を綺麗に並べる。第1期で歯が綺麗に並べば必要なし
なるほど!1件目と方針は一緒ですが、ワイヤーが取り外せるのが魅力的ですえw。
しかし、こちらの歯医者さんのお考えは、1件目とは異なります。
- 成長の順番は、上あごが成長してから、下あごが成長する
- 反対咬合は3~4歳がはじめ時
- 成長の順番は上あごが先なので、誰しも一時的に「出っ歯の時代」がある
あれ?成長の順番が1件目とは逆です!
なぜ1件目に対して不信感かというと、知り合いに1件目で出っ歯矯正をしたほうがいいと言われたお子さんがいますが、矯正はしなかったのですが、今は普通の歯並びになっているからです。
矯正には色々な治療方針があるとは聞いていましたが、成長の順番まで逆になるのか!?この時点で1件目の病院にやや不信感を抱いてきました。
聞いた時は、運が良かったのかな?と思いましたが、単に「出っ歯の時代」だっただけかもしれません。
長女の歯の問題点
問題点は1件目と同じ
- 反対咬合
- 上下の歯の中心線がずれている
- 永久歯が生える隙間がない(上顎の成長がイマイチ)←やっぱり1件目とは逆( ゚Д゚)
- 下の歯の前歯2本が前に出すぎている
でした。
こちらも1期治療(8歳まで)がギリギリでしたので、治療を決心したら精密検査(2万円)をし、第1期治療(42万円、通院1回4,300円)を始めましょう!とのことでした。
この病院や治療法の気になる点
- やっぱり40万円は高い
- 上顎成長期がギリギリだったので、第2期治療(追加で35万円、通院1回4,300円)に移行する可能性が高い
- 更に保定(7万円、通院1回3,700円)期間がある
- モデルさんのように100%完璧な歯並びを求めているわけではなく、反対咬合が治ればよい
- 先生はよくなる為なら保険外診療をどんどん勧めるタイプなので、金銭面で心配
以上が、2件目で心配なことです。
しかし、こちらのワイヤーは取り外しできるので、1件目で気になっていた食事の制限もありません。これは魅力的だなー(*´з`)
ただ、成長の順番について、疑問が残るので、3件目を受診しました。
長くなりましたので、次回に続きます。