鉄鍋で鉄活~ゴーヤ丸ごとチャンプルー~捨てないで!種・ワタの栄養

まず最初に。ゴーヤのワタは苦くありません!!!昔、料理番組で「苦味が気になる方は、ワタをしっかり取ってください」って聞いた覚えがあり、苦味好きな私は、種は取り、ワタをほとんど残して料理していました。
でも、ぜーんぜん苦味が足りない((+_+))試しに生のワタを食べてみると「あれ??全然苦くない?」おかしい!
もしかして、熱を加えると苦くなるの?とワタと種をそのまま焼いてみました「あれーーー?全然苦くない!!!!!!!」
ゴーヤの栄養
・ビタミンC 100g当たり76mg、レモン果汁の1.5倍のビタミンCが含まれます。肌のシミ予防やコラーゲンの生成を助け、腸からの鉄の吸収を助ける作用があります。喫煙する方は、ビタミンCが早く不足するので、沢山摂るように心がけましょう。なお、ワタには実の3倍のビタミンCが含まれるので、ワタまで食べちゃいましょう!
・ビタミンB1/B2・カリウム ビタミンB1は糖質の代謝に必要な物質です。脳や神経の動きや調節に必要です。不足すると、全身の倦怠感、めまいなどをきたします。ビタミンB2は、別名『皮膚のビタミン』資質の代謝と深くかかわっており、皮脂の分泌を調整する作用もあります。また、肝臓の働きを強めたり、毒物を解毒する働きがあるので、アルコールを飲む方は特に摂取が必要です。カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進するため、血圧を下げる効果があります。塩分で体がむくんでいる時はカリウムを意識して摂ると良いでしょう。
・食物繊維 腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。水分を吸収して便の量を増やします。有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれます。
ゴーヤのワタごとチャンプルー

材料はこちら。

①ゴーヤを縦に2つに割り、ワタや種ごと半月切りにする。

②水切りした豆腐を、熱した鉄フライパンに並べ、表面の水気を飛ばす。

③水気が飛んだら油を加える。

④豆腐の表面に焼き色がついたら、いったん皿にとる。

⑤豆腐を取り出したフライパンに油を足し、ゴーヤを炒める。わが家はシャキッとしたゴーヤが好きなので、全体に油が回ったかな?くらいで次の工程に移ります。

⑥豆腐を戻し、卵2つを割り入れ、卵の黄身を壊しながら、全体を混ぜ、だしの素・醤油で味付けをする。

⑦お皿に盛り、鰹節をかけたら出来上がりです!
まとめ
ゴーヤのワタは感じず、種はポリっと美味しいゴーヤ丸ごとチャンプルー。ワタはお麩のように利用すれば、チャンプルーの他にもお味噌汁の具として、ワタを入れたふわふわ卵焼き、ワタと種入りお好み焼きなど、沢山アレンジができます。ゴーヤの栄養を丸ごと食べて、今年も暑そうな夏を元気に乗り越えましょう!