TATRAS(海外製)ダウンをホームクリーニングしたい!→してみました その①

3年前の冬、肩こりと頭痛に悩んでいました。その時着ていたダウンもくたびれていたので、新しいダウンを探しに色んなお店を回っていましたが。ある時、このさいだから記念に海外製ダウンも着てみよ!と買うつもりもなく試着すると・・・軽い!!軽すぎるっ!!頭痛や肩こり、寒さによる体のこわばりがスッと抜けていく感覚に、一気に買うつもりのなかった海外製ダウンの虜になりました。
その年はダウン購入に出遅れたため(海外製ダウンは、まだ暑いなーくらいの時が購入のピークです!!ご検討はお早めに)次の年、15年は着るつもりで無事お気に入りのデザインを購入できました。
購入して初めてのシーズンが終わり、いつもの宅配クリーニングに出すと、「海外製のダウンは受付できません」とのメッセージと共に、ダウンが返却されてきました。
私「えっ!!そうなの??」と近所のクリーニング店に持ち込むと、同じ回答です。そのクリーニング店の方に相談して、引き取ってくれそうなクリーニング店を教えてもらいました。
2件目のクリーニング店に持ち込むと「見積とりますねー」と。「クリーニングの見積!??」初めての体験にビックリさせられっぱなしですが、待つこと1日。
「7000円になりまーす」と、慣れた感じでサラッと報告を頂きました。クリーニング屋さんとは別反応の私は「7000円???」と驚きと共にダウンを持ち帰りました( ;∀;)
その後色々調べて、5000~8000円が海外製ダウンクリーニングの相場と知ったのは、この時です。この年はクリーニングに出さず、汚れと共に夏を乗り越え、今年3月までホカホカに私を包んでくれたダウンを今年はどうするか。また汚れと共に夏を乗り越えるのか。悩みました。
その時、スッと『シルクネクタイも洗えたし、ダウンも自分で洗ってみる?』と啓示のように思いつき、色々調べ始めました。
ダウンホームクリーニングの注意点
●外側の生地がウールのダウンはホームクリーニングに向いていない
●ダウンはドライクリーニングよりウエット(水洗い)クリーニングに向いている(保温力を損なわない為)
●ダウンのホームクリーニングは洗いより乾燥が重要!!
まずは練習!!

そもそもダウンをホームクリーニングしたことがなかったので、海外製ダウンを洗う前に、無印良品(手洗い可・ライトダウン)を洗ってみることにしました。
洗剤は今回もこれ↑です

①まずは、顔周り周辺、ファンデーションがついてしまったり、首回りの汚れがついている場所に洗剤の原液を直接塗って

②洗濯液に漬けます。そのままだと浮いてきます((+_+))

③羽毛まで洗濯液が染み渡らせる為、ダウンが浮かないように手でぎゅっぎゅっと抑えながら3分くらい手洗い

④洗濯槽に入れ、自身の重みである程度水が抜けるまで3分程放置(ダウンの生地の目が細かいので、無理に脱水すると生地を傷めそうなので)

ダウンを洗った後の洗濯液!1年でこんなに汚い( ゚Д゚)!

⑤脱水5分(おしゃれ着の脱水の設定時間が5分だったので)

⑥すすぎ1回目。羽毛の洗濯液が落ちるように、浮いてきたダウンを手で押さえながら、しっかりすすぎをする

⑦洗濯槽に入れ、自身の重みである程度水が抜けるまで3分程放置

⑧脱水5分
⑨すすぎ → 脱水 をもう一度繰り返す

⑩形を整えて干す ダウン全体を手でパンパンと叩きながら、羽毛が偏っていないかチェックし、偏っていたら手でほぐしながら形を整え、日陰で干す。途中、何度か手でパンパンと叩いたり、逆さまにしてパサッと振ったりして、羽毛に空気が入るようにしながら乾かす。

⑫完成! ライトダウンの為か、4時間くらいで羽毛もふんわり乾き、まずまずの仕上がりになりました。
おまけ

娘のダウンも洗ってみました。生地はウールに見えますが、ポリエステル。フード内側はフェイクファーです。

無印のライトダウンと同じように洗い、フード裏が乾きにくそうだったので、逆さにして干しました

こちらもふんわりして、なかなかいい感じに仕上がりました!
次回はいよいよ海外製(TATRAS)ダウン!のホームクリーニングに挑戦してみます!