鉄鍋・鉄フライパン・湯沸かし鍋で頑張らない鉄活!使い始めやお手入れ、わが家での使い方も
目次
南部鉄器 OIGENの鉄鍋 クックトップ

鉄鍋生活で鉄活を始めるにあたり「確かうちにも鉄鍋あったなー」とキッチンの棚をほじくると、南部鉄器の老舗メーカー『及源(OIGEN)クックトップ24 丸深型24cm』がありました。
家を建てる時に、密かに薪ストーブに憧れていて、薪ストーブと言えば鉄鍋でしょ!と先走って購入したものです( ゚Д゚)家族の大反対にあい、薪ストーブを諦めたのをきっかけにこの鉄鍋の存在も忘れていました。。。
娘の鉄活で復活!活躍して頂きましょう!
使い始めは油慣らし(シーズニング)を
初めて鉄鍋や鉄のフライパンを使う際は『油慣らし(シーズニング)』をして鉄器の表面に油をしみこませます。食材の焦げ付きや鉄鍋のサビの予防、また鉄臭さを抑える働きがあります。
●たわし ●野菜くず ●油(大匙3程度)
①水で軽く洗って、表面のホコリを取り、水分を軽くふく。
②鉄鍋を火にかけ、残った水分を完全に飛ばす。
③大匙3程の油と野菜くずを入れ、油が鍋全体に染みこむよう炒める。
④野菜がしんなりしてきたら、シーズニング終了。
⑤野菜くずを取り出し、たわしを使ってお湯で洗う。
⑥もう一度火にかけ、水分をしっかり飛ばす。
これで準備完了です!あとは普通のお鍋のように使うだけです!
使い終わったら
使い終わった後は、たわしやささらを使ってお湯洗いしてください。
洗った後は水分をふき取り、鉄鍋を加熱して、完全に水気を飛ばしてください。
わが家の使い方
現在わが家では、毎日のお味噌汁にクックトップを使っています。お味噌汁に油の被膜はいらないなーということで、使った後は洗剤でクックトップを洗っています。洗い終わったあと、サビ防止の為に鉄鍋を火にかけ、必ず水気を飛ばすように注意しています。サビもつかず気持ちよく使えています。
リバーライト 極フライパン(鉄製) 28cm

リバーライト【RIVER LIGHT】 極フライパン 鉄シリーズ 28cm
鉄製ということを忘れていた、5年くらい前から、餃子やステーキ用に使っているわが家のフライパン。テフロン加工のフライパンに慣れている私には、重くて使いづらかったのですが、こちらも普段使いしてみることにしました。
使い始めの空焼き(焼き切り)不要
通常、鉄のフライパンは錆止めがついているものが多く、使う前に空焼き(フライパンの表面の色が変わるまで火にかけ、サビ止めを焼き切る。1時間くらいかかることも)の作業が必要ですが、こちらは空焼きはしなくても大丈夫!届いたら、鉄鍋と同様に油慣らし(シーズニング)をして、すぐに使用できます。
使った後、油を塗る手間もいらない
プロの料理人さんが、鉄のフライパンや中華鍋を育てる・・・使い終わったら油を塗って~という作業も、このフライパンには必要ありません。
使い終わったら
①お湯洗い・・・このフライパンは金属たわしも使えるので、焦げてしまってもゴシゴシこすって大丈夫です!ただ、食器用洗剤を使ってしまうと、表面の油の膜が落ち、次回使う際に食材がフライパンにくっつきやすいので、なるべく洗剤を使わないように注意してください。
②必ず乾燥・・・洗い終わったフライパンは、必ず火にかけ水分をしっかり飛ばしてください。
以上で、使い終わった後のお手入れは終わりです。こんな適当ともいえるお手入れで、サビたことはありません( ゚Д゚)
岩鋳・湯沸かし鍋/本場盛岡南部鉄器

こちらもわが家のキッチンの棚にしまい込んであったものを、発掘し、使い始めた南部鉄器の湯沸かし鍋です。私の中で白湯が流行っていた頃、美味しい白湯が飲みたいと購入したものです。
南部鉄器の鉄瓶は、大きいものでも1Lくらいの容量の中、こちらの容量は2Lだったので、これに決めました。
使い始め
①湯沸かし鍋の8分目くらいの量の水を入れ、15分ほど沸かし、濁ったお湯を捨てます。
②はじめは金気でお湯が濁ります。3回ほど、濁らなくなるまで①を繰り返します。
使い終わったら
①沸かしたお湯はポットなどに移し替え、すぐに湯沸かし鍋の中を空にします。
②予熱か空焚きで、必ず中をしっかり乾燥させます。
使い込むうちに赤いサビが出てきますが、そのうち湯膜もできてきて、さらにおいしいお湯になりますので、内側は決してこすらないでください。
わが家の使い方
わが家の冷蔵庫に常備しているお茶はルイボスティーです。ルイボスティーは茶葉を15分程沸騰させるとSOD(デトックス効果が高く、免疫力を上げ、かつ老化の原因とされる活性酸素の働きを抑える)効果が高まるため、湯沸かし鍋で沸かしたお湯をステンレスのやかんに移し、ルイボスティーを煮出しています。
まとめ
鉄製の調理器具は使い始めや手入れが大変!なんてイメージもありますが、水気を飛ばすことを注意すれば、めんどくさがり屋で飽きやすい私でも、全然面倒な調理器具ではありませんでした。
わが家に意外とあった、鉄製の調理器具。鉄製の調理器具は使うだけで、体に吸収されやすいヘム鉄が食事の中に溶け込むので、お味噌汁や、おかずの調理、毎日飲むお茶に利用すると自然とヘム鉄が摂取できます。
毎日の食事で毎回鉄分を注意するのは大変ですが、バランスの良い食事と、鉄製の調理器具で、頑張らない鉄活を続けていきます。