貧血かも?疲れ気味の子供の為に鉄鍋で鉄活始めました
目次
きっかけは家庭訪問
長女の学校では、中休み(20分)と昼休み(20分)は校庭か、図書室で過ごす決まりになっています。外で遊ぶのが大好きな長女(小3)は、中休みも昼休みも外で遊び、雨の日は体育館で遊び、帰ってからは公園で遊び、雨の日は家の柱を登って梁でぶらーんとお猿のように遊び、いつも体を動かす、遊びまくり生活を送ってきました。
ところが、先日の家庭訪問で、先生が「長女さんはお休みの時間図書館で過ごしてますね」と。ビックリしました!あの遊びまくり長女が図書館!?先生、何かの間違いじゃないですか?と聞こうと思いましたが、まずは長女に確認しようとグッと言葉を飲み込み「今まで遊びまくりでしたので、本に興味を持ってくれて嬉しいです」と、頑張って聞き分けのよい親のふりをしてみました( ゚Д゚)
早速2階にいた長女に確認すると「最近疲れるから、中休みと昼休みはお外で遊ばないで、図書室行ってるんだ~」と言う長女。確かに。最近帰ってからも外で遊びに行かないで、家で本を読んだり、ぬり絵していました。柱も登らないしハンモックも全然触っていません。
突然心配になってきました。病気!?
長女は肌に発疹ができやすいので、定期的に病院に通っています。発疹のついでに先生に一連の出来事を話してみました。
【先生】「お母さん、この子貧血かもよ?血液検査できるけど、どうする?」
【長女】「注射は絶対にしない!!!!!」
【私】「先生、血液検査しないで乗り越える方法はありますか?」
【先生】「うーーーーん。鉄剤出すか、鉄分の多い食事をして様子を見るかだね」
妊娠中に鉄剤で便秘に苦しんだ私。娘も便秘症なので、次回の発疹の受診まで、鉄分の多い食事で様子を見ることにしてみました。
『貧血』と『隠れ貧血』
まずは、貧血について調べてみました。
体の中にある鉄分の60~70%は血中のヘモグロビンの成分として、20~30%は肝臓などに『貯蔵鉄』として蓄えられています。
ふだん、血液の中が鉄不足(血中ヘモグロビンの量が減少)になると、正常値に戻るよう『貯蔵鉄』から血液の中に鉄が補給されます。この『貯蔵鉄』が減少し、血中に鉄を補給できなくなった状態が貧血です。
そして、この『貯蔵鉄』が減ってきている状態を『隠れ貧血』といいます血中ヘモグロビン量を測る普段の血液検査では調べることができませんが、『隠れ貧血』は体に様々な悪影響を与えます。
その症状、もしかしたら『隠れ貧血』?
次のような症状があれば、もしかして隠れ貧血かも?当てはまる症状はありますか?
●朝なかなか起きられない
●集中力が持続しない
●冷えが辛い
●全身の倦怠感
●肩こりが辛い
●頭が痛かったり、重い感じがする
この他にも、鬱に似た症状が出ることもあるようなので、『隠れ貧血』には注意が必要です。
鉄分の吸収率を上げる取り方
鉄分には、レバーや赤身肉など動物性食品に含まれる『ヘム鉄』と、ホウレン草など植物性の食品に含まれる『非ヘム鉄』があります。
ヘム鉄(吸収率15~25%)の方が非ヘム鉄(吸収率2~5%)と吸収率が良いですが、非ヘム鉄でも、次のような食べ方で吸収率が上がります。
●良質なたんぱく質やビタミンC、クエン酸、ヘム鉄と一緒に摂る
●よく噛んで、唾液や胃酸の分泌をよくする
鉄鍋で鉄分を気軽に摂ろう
鉄分の大切さを色々書きましたが、毎食、鉄分に気を付けて食事を用意するのは、とても大変です。そこで、便利なのが、こちら、鉄鍋!

どれくらい効果的かというと、2015年に食品成分表の改定が行われましたが、その時ひじきの鉄分含有量が9分の1になったのです!!!(100g当たり、58.2mg→6.2mg)
昔はひじきの加工の工程で、ひじきを鉄窯で茹でていたのですが、ステンレス製の釜にかわったというのです!!
それくらい鉄製の鍋は鉄分に効果的!!
さらに、南部鉄器では、溶出する鉄分の80~95%が吸収されやすいヘム鉄だそうです。鉄鍋で調理をするだけで、いつの間にか鉄活ができる気軽さ!
隠れ貧血が気になる方、鉄鍋で鉄活!お勧めです!
次回は、鉄鍋の使い方をご紹介します。