足りない!?わが家の教育資金(高校編)

わが家の教育資金事情

わが家には、小学校3年生と年長の娘達がいます。現在、大学からの費用のために学資保険のかわりに、長女が18歳になったときに支払いが完了する主人名義の終身保険で解約返戻金を利用して教育資金を貯めています。

高校までは公立一択で教育資金を考えていましたので、高校の学費は毎月のお給料で賄えると考え特に準備はしていませんでした。この考えは改めないといけないようです。

ほぼ合格じゃない!?現在の公立高校受験事情

現在住んでいる神奈川県の公立高校受験事情です。かれこれ25年くらい前の私の高校受験の時は、内申と入試から先生が大丈夫と仰れば公立高校にはほぼ合格でした。しかし、現在の神奈川県公立高校の受験は、願書提出後、倍率を見て志願変更を考えたり、内申、入試の他に面接の配点が2割ある公立高校もあったりと選考も多様になり、公立高校の合否は先生も予想がつかないのが本音のようです。倍率2~3倍の学校もあるため残念ながら不合格になることも頻繁に起こるので、受験動向や対策などで塾を頼るのは当たり前になってきています。塾も中3からでいいかな~なんて思っていましたが、娘が進学予定の中学校では1年生の半分以上はすでに塾に通っているそう。自分の希望する高校へ悔いのないよう挑めるよう、金銭面の準備は充分にしてあげたいものです。

今の準備じゃ足りない!?私立高校進学も考えた、教育資金の準備が必要

希望すれば公立高校へ進学が可能だと考えていましたが、そうでもないことがわかりました。そうなると親がしておかなければならないのは私立高校への入学も視野に入れたお金の算段です。

実際に近所の私立高校の必要な費用を調べてみると・・・・

学校教育費学校外活動費合計
高1
117万円
26万円143万円
高277万円26万円103万円
高377万円
26万円103万円
271万円78万円349万円

※学校外活動費については 文部科学省【H28年度子供の学習調査費】より

初年度必要な費用として、入学時納入金(¥385,000)・入学後納入金(¥667,200)・学校指定品(¥122,220)、合計で120万円弱の費用が必要です。

国の高等学校等就学支援金制度(所得制限あり)(¥118,800/年)と、神奈川県の私立高等学校等生徒学費補助金で年収により年間最大(¥265,800/年)が補助されますので差額分の用意が必要となります。補助金を最大もらえたとしても3年間で(224万円)は必要となります。
また、入学する私立高校が大学の付属高校でない場合、予備校の資金も必要になってくるため、事前の準備は欠かせません。


わが家の教育資金用に用意している教育資金用終身保険の概要

●死亡保障額(主人が亡くなったときに支払われる金額)・・・600万円

●一部解約が可能・・・必要なお金だけ解約し、残りはなるべく寝かせたほうが利息がつく

夫年齢長女年齢次女年齢払込保険料累計(円)解約返戻金(円)返戻率
20275317143,737,8322,715,60072.6%
20285418154,004,8204,193,400104.7%
20295519164,004,8204,237,200105.8%
20305620174,004,8204,285,800107.0%
20315721184,004,8204,333,800108.2%
20325822194,004,8204,383,000109.4%

今、準備している教育資金ですと、支払いが完了する前に解約してしまうと元本割れしてしまう保険なので、長女が18歳になるまで解約できません。

計画の見直しを始めます

高校の資金については、長女・次女が高校へ入学する、2026年(7年後)・2029年(10年後)にそれぞれ200万円くらい用意できてると安心です。運よく公立高校に入学し、用意した200万円を使わなくてもそのまま大学や予備校の資金にできますし、老後の資金に利用もできます。

また、具体的な数字を使ってにFPに相談すると安心です。

次は大学の費用について考えます

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